今、気密性の高い家では何が起こっているのか? |
カ ビ |
カビは家を汚し老朽化を早める。また、気管支炎・喘息等のアレルギー疾患を引き起こす原因や、シロアリ・カビ・ダニ・ムカデ等の餌になります。
カビが発生するためには、水分が必要で、普通のカビは湿度100%に近づくほど繁殖するが、好乾性のカビは80%のやや乾燥した環境を好み65%以下でやっと発育しなくなるというような厄介なカビも近年増えてきています。 |
ダ ニ |
アレルギー性気管支炎・喘息および鼻炎の原因の第1がダニで、その第2はカビで、そのカビをダニは餌にしています。 |
シロアリ |
建築物を加害する。日本で加害するシロアリは、数種に限られる。
@ ヤマトシロアリ A イエシロアリ B
ダイコクシロアリ C
アメリカカンザイシロアリ D
タイワンシロアリ E
ミゾガシラシロアリ |
シロアリ駆除剤 |
鼻や目、口、喉に刺激があり、人体に影響がある。 |
建築内装材 |
内装材の合板や新建材に含まれている、ホルムアルデヒドは刺激性のある無色の気体で水によく溶け、この37%水溶液がいわゆるホルマリンです。
新建材を製造するときの合成樹脂接着剤のひとつで、このため天井板、壁材、底板に使用されている。
化粧合板、普通合板、特殊加工化粧板、断熱材等にはホルムアルデヒドが大量に含まれている。 |
ホルムアルデヒド |
発ガン性物質のほか目や鼻の粘膜や皮膚に対する刺激や呼吸器疾患、神経障害、皮膚炎、生殖機能障害等がある。 |
家や家の周囲にシロアリ、ムカデ、ゴキブリ、ダニ、ナメクジなどが生息できる第一の原因は、害虫が生息できるのに適した湿気や臭いの発生源が多くあるといえます。家を長持ちさせ、住む人の健康を守るためにも、湿気とカビは大敵といえます。
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